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私の自然手帳
カメラ
―眼となりてメモリーとなりて我がカメラ― 今持ち歩いているカメラは、ポケットに入るカード大のものと一眼レフ型の少し重たいものの2つである。カード大のものは旅行に行くときや隣町まで行く時など、腕時計のような感覚でバッグに入れてゆく。一眼レフ型の方は、出かける前から草花や鳥などを写すつもりで肩にかけてゆく。いずれもディジタルで自動焦..
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私の自然手帳
探 鳥
―琴弾くや天皇陛下のお出ましぞ― 冬の野山は淋しい限りである。雪国であれば真っ白な世界に埋もれ、ひたすら春を待つばかり。さすがにここ南関東では雪に埋もれることはないが、山はスギやシイなどの常緑樹を除いて、落葉樹はすっかり裸になって、山肌は斑な剥げ坊主のよう。地上では薄茶色に枯れてカサカサに乾いた草の広がりばかりとなる。目をひく花..
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私の自然手帳
駆け足の春
―ライオンのごとく春は来るといふ― 緯度は日本よりはるかに高く、サハリンあたりに位置する同じ島国のイギリスには、「3月はライオンのようにやって来て子羊のように去る」という諺がる。一日のうちで雪や雨があったかと思うと晴れ間が出るなど激しく目まぐるしく天候が変わることを言っている。日本でもこの時期三寒四温といわれるように、同じように..
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